第4節 大宮 0−2 F東京

村上主審に問いたい。
あのレッドカードを毅然とした態度で出せるのなら、その後も毅然とした態度でジャッジをできなかったのかと。
果たして胸を張ってあの試合を正当に遂行させた、と言えるだろうか。
今期のJリーグでは手を使ったファールを厳しく取る等と、判定に対する厳しさをアピールしてきた。
だがそれは単純に今までより判断基準を厳しくする、ということでは無い。
今までちゃんとジャッジできていなかった反則を厳しい目で裁定する、ということのはず。
当たり前だが、個人では多少の差はあるかもしれないが、1試合の中で基準がぶれるなんてことはあってはならない。
ましてや試合を壊す可能性のある、退場というカードまでもがいとも簡単にぶれてしまったことで、自分が見てきたサッカーの試合の中で、最悪の試合と言わざるを得ない。
9人で自陣ゴール前に釘付けになって耐えている選手達が、可哀想でならなかった。
試合後ゴール裏に来た選手にはこう声をかけた。
「下を向くな!顔を上げろ!胸を張れ!」
明らかにサッカーになっていなかった45分を、それでも戦い抜いた選手たちを、本当に誇りに思う。
それと同時にサポーターとして、改めて一緒に戦った悔しさを味わった。
もうホームでこんな試合は見たくない。
選手、スタッフ、サポーターは一体になっている。
あとはそれを取り巻く環境を切り開くだけ。
次のホーム、ガンバ戦は必ず勝つために一緒に戦おう。